こどもの日

花まつり鬼子母神大祭 
於 大網白里市智弘院

5月5日の子供の日、当会役員の寺院にて「花まつり鬼子母神大祭」が開催され、3日から5日には二泊三日子供修行も行われました。



「我が子が困難に打ち勝ち、立派に成長して出世するように」という願いが込められている鯉のぼり。

 
​中国の古典『後漢書』に記された伝説には、黄河の上流に「龍門」と呼ばれる激流の連なる難所がありました。
多くの魚がこの滝を登ろうと試みますが、ほとんどが失敗します。しかし、もし登りきることができた魚(鯉)は、龍になることができると言い伝えられていました。
 
​転じて、厳しい関門を突破して、一気に高い地位を得ることを指すことを登龍門と言われるようになり、日本では5月5日の端午の節句に我が子の出世や健康を願い、鯉のぼりが飾られます。

花まつり
「天上天下唯我独尊」

お釈迦様が誕生した際に放ったとされる言葉で、この世に生きるすべての人間は、誰に代わられることもない唯一無二の尊い存在であるということを教えています。

花御堂の誕生仏に甘茶を灌ぎ、子供たちが折り紙で作った蓮の花も供え、お釈迦様の誕生を祝い、鬼子母神様のお祀りと子育て祈願も行われました。

鬼子母神とは、古代インド神話に登場する悪鬼、名は可梨帝母(ハーリーティ)。
五百人千人ともいわれるほど多くの子供がいて、我が子を育てる為に、人の子供を捕まえて食べていたという恐ろしい鬼。

お釈迦さまに、末子である嬪加羅(ピンガラ)を托鉢に使う鉢の中に隠され、7日間にわたって世界中を探し回るも見つからず半狂乱。

泣きつく彼女に、お釈迦さまが語りかけました。
「多くの子を持ちながらも、ただ一人の子を失うだけで嘆き悲しむお前、子を失う親の苦しみがわかったであろう」と。

涙ながらに頷く彼女は、自らの罪を深く悔い、三宝に帰依したことで、隠していた子も無事元に戻り、それ以後は子育ての神様となったというお話です。

境内では鯉のぼりが気持ちよく空を泳ぐ中、子供たちの健やかな成長を願い、御祈祷が行われました。

 

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