開催日:2025年10月06日
終戦八十年という節目を迎えるに際し、日蓮宗佐賀県を挙げての戦没者追善供養と世界立正平和祈願法要が、10月6日に松尾山護國光勝寺で行われた。
開堂供養を終えたばかりの本堂には、佐賀県中の僧侶と檀信徒が集まり、松島貫首を導師として、参加者全員でお題目を唱え、お焼香を供え、かつての戦争によって失われた多くのいのちに追善の祈りを捧げた。
また、法要の後には、長崎平和推進協会から招いた三瀬(みせ)清一(せいいち)朗(ろう)さんによる『語り部による被爆体験講話』が行われた。
三瀬さんは、長崎に原爆が落とされた当時10歳で、爆心地より3.6㎞程の場所に家族と住んでおり、当日・当時・戦後の事を、まさに被爆当事者の言葉で語られた。
90歳にもなる三瀬さんは、はっきりとした口調で講演を行い、「体験談を通して、聞き手の皆さんに『平和の種』を植えることが私の使命だ」と強く訴えていた。
終戦八十年というのは、あくまでも日本のことである。今回の法要や講話を通して、未だ世界中にある戦争や分断が、一歩一歩少しずつでも平和に近づくよう、お題目を、行動を続けなければいけないと、参加者全員が感じたことであろう。






