神奈川県第三部宗務所主催の南房総参拝旅行に参加しました。
小松原鏡忍寺では祖師堂において報恩法要を営みました。
身延山で輪番法要を行う時のように、貫首さまから導師の依嘱を受けた宗務所長さまが導師をお勤めされました。
時間の都合で法要の前に縁起のお話をしていただきましたが、参加者にはかえって法要を行う趣旨が伝わったと、好評でした。
宝物の拝観後、お茶とお菓子をいただき境内の諸堂を巡拝しながらバスに戻りました。
清澄のお山では虚空蔵菩薩さまの御開帳を受け、諸堂を参拝し旭が森山頂に立ちお題目をお唱えさせていただきました。
鴨川泊
翌日は両親閣妙蓮寺をお参りし、山主さまの法話を聴聞。高座説法をお聞きしているような流暢な話術に感銘いたしました。
誕生寺ではお開帳と貫首さまのお話。85歳になられたという貫首さまは益々お元気で、難しい仏教用語をなるべく少なくし、法話をしてくださいました。悟りと覚りの違いや、いつまでも健康でいるには「感謝」が大切である事を力説されました。8年後のご降誕800年の節目をお迎えするまでお元気でお勤め下さいますことでしょう。
帰路に立ち寄った笠森観音では本堂の耐震補強工事中で、見晴らしの良い回廊を眺めることができず残念でしたが、石段を元気に往復したり、大鐘をついたり、それぞれの参拝ができたようでした。