5/12伊豆法難会の写真の説明です。
こちらの写真は、鎌倉の由井ケ浜から出発する、幕府の御用船の様子。
左上にいるのが日蓮聖人、右下で船を止めようとしているのが、法性寺にお墓のある日朗上人です。
こういった様子を、宗教的な意味などでご説明するとご自身と関係ないものに感じてしまうかもしれませんが、当時の日蓮聖人は勉強が終わったばかりの一僧侶。その人が、鎌倉の裏道で幕府の信仰を批判しているだけです。
そんな人を、何故わざわざ幕府が逮捕して処刑したのか?
そういった視点で捉えると、どんな考え方をして、どんな伝え方をしたのか?興味が出てきませんか?