2017.12.31

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二十七日に、山門の引き渡し手続きが行われ、無事完成となりました。
来ていただけばもう観られるのですが、1/27に「お披露目式」を法性寺でやりますので、一応、全体写真はそれからアップさせていただきます。
檀信徒のみなさまに多大なるご協力をいただき、ここを通る全ての方が伝統文化を楽しめる。素晴らしい精神性だと感じました。
さて、本日で平成三十年も終わります。こちらのページは今年始まりましたので、まだ一年経っていませんが、一年間ありがとうございました。
今年は、「技術的特異点」という言葉が一般的に聞かれるようになったと感じましたが、いかがでしょうか?「人工知能が人間を越えるタイミングが来ますよ」という意味になります。
人間を超えた存在、と言うと実感が沸かないかもしれませんが、近いうちに「人間よりも強い種族が現れる」ということを意味します。
人工知能に、上記の「精神性」が宿るか?「無駄」と判断され、人類が弱い種族・民族にやってきたように、人類も伝統文化も排除されるか?
お釈迦様と日蓮聖人は「人としての振る舞いを大切にしなさい。それが悟りへの道です。」と説かれました。
平成三十年が終わり、平成が終わり、人類が「次の種族」とまっすぐに向き合えるアイデンティティを持てるかどうか、試される時代になります。まだ少し猶予はあるようです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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