お坊さんがスクーターでお経回りをしているイメージは、お盆とお彼岸があると思いますが、十二月にも同じようにしております。
こちらは「かまじめ(竈締?竈閉?)」といいまして、まだ台所に竈(かまど)があった頃、竈は毎日使っておりますので、年末年始はお台所の神様に休んでいただくために一週間ほど火を使わなかったそうです。その期間中のために作り置きの「おせち料理」があるそうです。
現代はその考え方も合わないと思いますので、「おうちを守ってくださっている全ての神様に感謝して、来年も守っていただけるようお願いする」という意識でお経回りをしております。