開催日:2018年05月30日
東京都北部宗務所の主催で行われています「佐渡団参(団体参拝)」の佛心寺から住職とお檀家様5名の6名で参加いたしました。
新幹線、ジェットフォイル、バスと佐渡に移動して、世界最大の大きさの佐渡日蓮聖人銅像、本山一の谷(いちのさわ)妙照寺、本山阿仏坊(あぶつぼう)妙宣寺、本山塚本根本寺を一泊二日で参拝致しました。
本山 一の谷 妙照寺
配流当初の塚原三昧堂から移り、文永11年(1274)の赦免まで約2年半にわたり滞在。『観心本尊抄』を著し、続く『大曼陀羅』によって教義を確立させた地。聖人自ら山号・寺号を授けた寺としても知られ、日蓮聖人筆と伝わる本尊はじめ、日興上人や日静上人ゆかりの品、赦免状などを有します。
本山 阿仏坊 妙宣寺
開山阿仏房日得上人は、もとは順徳上皇に仕えた北面の武士とも伝わります。妻千日尼とともに自宅を寺として開いたのが始まり。
配流中の日蓮聖人に帰依し、手厚く支援したことで知られます。日蓮聖人筆の曼荼羅や消息をはじめ、多数の重文重宝を所蔵。広い敷地には県内唯一の五重塔や日野資朝の墓などがあります。
本山塚本根本寺
文永8年(1271)配流の日蓮聖人がお住まいになった塚原三昧堂。「塚原問答」『開目鈔』などの事歴が残ります。阿仏房妙宣寺、一の谷妙照寺とともに日蓮宗佐渡三本山のひとつ。江戸時代には、金山の山師がその財力で「祖子堂」「本堂」などを建立・寄進。現在では、約一万七千坪の境内に堂宇二十九棟が建ち並びます。