平成31年1月21日大本山 池上 本門寺にて本門寺第2祖「大国阿闍梨 日朗菩薩」第七百遠忌が奉行されました。
本門寺は当山の関係本山のため住職も参列致しました。
日朗上人は1245年(寛元3年)、平賀有国の子として千葉に生まれました。1254年(建長6年)に日蓮上人の弟子となり1260年(文応元年)に正式に出家したと伝わります。
常に日蓮上人の側にあって給仕奉公し給仕第一の日朗上人をいわれました。日蓮上人が龍ノ口法難に遭った際には共に捕らえられ、現在の鎌倉光則寺にある土牢に幽閉されました。日蓮上人が佐渡流罪を許された際には、八度も佐渡を訪れ、日朗上人が赦免状を持って佐渡へ日蓮上人を迎えに行きました。
日朗上人は池上本門寺、妙本寺、本土寺(松戸)の「三本三長」と呼ばれる寺院を開き、日朗上人門下の三大拠点として弟子の育成に努めました。