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お彼岸も中日を過ぎ、墓地にはたくさんのお花がお供えされています。このお彼岸は入りの日こそ天候に恵まれませんでしたが、それ以降今日までとても良い天気に恵まれました。暖かいを通り過ぎ暑いくらいの天候です。ソメイヨシノの開花も年々早いようで今や満開を迎えています。
「冬は必ず春となる」と日蓮聖人は仰せになりましたが、まさに厳しい寒さを超え心地よい春を迎えました。この日蓮聖人のお言葉も、我々の苦悩の移り変わりを季節にたとえられたものと存じますが、どんな苦しみも必ずその先には穏やかな日常が待っているよと、私たちを励ましてくれているのです。
私たちの苦しみの原因は人それぞれ色々です。大切な方との別れであったり、職場や学校での人間関係であったり、原因の根本を解決しなければ、苦しみからは解放されないかもしれませんが、少し目線を変えて自分の身近なところに幸せを見つけてみましょう。少しだけ心が楽になるかもしれません。合掌
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