今日は電話相談を終えての投稿となります。
仏教情報センターの一員として、電話相談を担当して20年以上になります。
1日の電話の本数は受話器を置けば電話が鳴るという感覚で、数10件にのぼります。
相談の内容は多岐にわたり、仏事相談から人生相談、恋愛から離婚に至るまで、相談者の苦しみに寄り添おうと、想像力を働かせ対応しています。
苦しみ悩みの大本は人それぞれ違いますが、基本的に人間の脳は、マイナス思考がマイナスを生むように作られているようです。
皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか。
一つのことを心配することにより、深く深く考えそしてその不安がどんどん大きくなり、負の連鎖から抜け出せなくなる。
その心配も少し考え方を変えてみれば大したことはなかったように思えるかもしれませんが、人間の心はそう簡単にコントロールできるものではありません。
ちょっとしたことからマイナス思考に陥らないようにマイナスな言葉は使わないようにしましょう。
「嫌い」ではなく「好きではない」に、「苦手」ではなく「得意ではない」に。
些細なことですが、ちょっとしたことですがマイナスからプラスに変わるかもしれません。
皆さんの悩みが少しでも解決に向かうよう、苦しみ悩みに向き合って行きたいと思います。
合掌