☆仏教は生きるための智慧

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 仏教というとお葬式、普段はあんまり関係ありませんという方がいらっしゃいますが、本当はそうではないですよね。
仏教には生きるための智慧がたくさん詰まっているんです。その一端をご紹介します。
 
 ものの見方は十通り
 妙法蓮華経方便品第二には、もののありのままの姿を見るには次の十のポイントを意識しなさいと説かれています。
相(そう)……姿、外面  
性(しょう)…性質、性格、内面  
体(たい)……形体・本体  
力(りき)……能力、働き
作(さ)………能力が表に顕れたら作  
因(いん)……物事が表に顕れる直接的原因  
縁(えん)……間接的な条件  
果(か)………顕れた結果  
報(ほう)……結果が他に及ぼしたら報
本末究竟等(ほんまつ くきょうとう)…
     …相から報までそれぞれ関係しあっていて平等である
 
 私は高等学校で教員をしているとき、この十のポイントを意識して生徒を見ていました。
調査書、推薦書と人を評価するのは大変な仕事でしたが、この十の見方という教えは大変役に立ちました。皆様にも役立てていただければと思う次第です。
 
 圓眞寺では「お彼岸」や「おせがき」毎月行っている「お題目の会」等でこういった仏教の智慧をご紹介しています。どうぞ 本堂にお上がりいただき、仏の教えに触れていただきたいと思います。       
                                        圓眞寺 住職 拝

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