https://note.com/ochanomichi/n/n802503c7056a?subrt=sharesb
【憂い極まる 僧侶を偽る偽ビジネス報道】
8月1日、ANNニュース テレ朝グッドモーニングから「偽僧侶ビジネス」 宗教法人売買に注意喚起などの放送がありました。
続く神社仏閣の連続火災。
詳細あやふやな失火扱いを多く聞きます。
神社仏閣は人が常住しており火災が起きれば気づくのは早く、また昨今の可燃性の強いあるいは誘発するような塗料・資材は使われづらく、寺院当事者である自分は50の歳まで全焼した話は滅多に聞きません。
何か仕掛けられているのではないか、
全く意に介さない態度の公に、不審極まる矢先、寺院が売買され偽僧侶が現れるというニュース。
放送の骨子は、
「売買そのものに違法性はないが、文化庁は宗教法人の売買は認めない。寺院に頻繁に売却を示唆してくる実態があり、墓地売却など意欲のあるケースもあるが悪用を懸念する」という内容でした。
これにおける放送の解説、また視聴者等のコメントには、神仏に対する尊厳は全く無し。
人間の都合のみで推し測る、もしくは本来の仏教や寺の本質を無視した茶飲み話以下の罵る内容でした。
寺とは、僧侶とは何か。本質を真剣に向き合う姿勢のない放送、無責任なコメントは事態を煽るものと大変危惧いたします。
今回の報道を拝見し以下綴ります。
ご参照いただきましたら、幸いです。
>売買自体に違法性はない?
民法等に定められる売買の定めに不足や瑕疵がなければ、その定めについての違法性はないと言えましょう。
但し、ここでいう違法性是非は、その後に派生する行為自体の問題有無については何一つ責任を持つものではありません。
売買は、なんのためにするのでしょう?
ビジネスを展開させるため?
法人格を買って誰が代表役員・住職になれるのでしょうか?
住職は、まっとうな世界では、売り買いで就任することはできません。
宗派に属する寺院は、各宗門に帰属しており、後継する者がない場合は寺院は宗門に帰ります。空き寺としてしばらく置かれるか、宗門の推薦で住職が認証されます。
宗派に属する僧侶は、その宗派における過程(修行、勉学、試験、家裁における改名)を修了しなければ僧侶自体になれません。
その宗派の僧侶にならずに住職(代表役員)にはなれません。
売買自体に違法性はなくとも、僧侶でない者が住職を名乗ることは詐称、名乗って活動すれば詐欺です。
宗派に属さない単立寺院だとしても、設立時の規定に、その教えに背反する行いは除名対象となる定例の文言があります。
ために、文化庁が売買自体に違法性はなくとも認められないとするのは当然です。
古来からの仏教寺院を詐欺商法と同列に並べて罵る主張は、「だから買って金儲けに使って何が悪い」とまるで偽ビジネスを是正するよう。
>埋葬や葬儀を疎かにする国は、世界からどのように見られるか?
低俗な野蛮な民族と軽蔑されます。
日本が小国でありながら、古来から大陸にもてなされたのは、
死者・遺体に対する扱い・思考が尊厳をもった高い精神文化を評価された点があります。
死者には、もはや生きている世界の力関係は通じず。その存在を追うことはできません。
だからこそ、世の乱れにつながること無いように礼節を重んじ世の憂いを配慮したのです。
それは、目の前の利得だけを喰らう、あさましい者には気の及ばないところ。ために、死者を弔わない国は下賤で野蛮、低俗とみなされるのです。
現代日本の祖、明治政府は、廃仏毀釈をしました。多くの僧侶が拷問殺害され寺は焼かれました。
いつから、低俗になったのか。
寺を罵る人というのは、自分の死後、罵りながらも自分は人並みにしてもらえる、寺はそうしたいんだろ?とでも勘違いしているようですが。
全くそのようなことはないです。
ご自身の信念に基づき、葬儀も供養もなく、保健所にひっかからない程度に火葬場へ直行されたら本望でしょう。
罰当たりな輩に、あげる読経はありません。ただし、全ての生き物は尊く、供養を受ける可能性はある。その可能性を剥奪する権利は誰にもありません。
