尼僧になって9

努力する事
先日ご両親の介護について50歳の女性からお話を頂きました。誰かに話したい・・とても前向きで、努力を怠らない素晴らしい女性でした。
ご主人は長く海外へ赴任しており、ほぼ一人で家庭を守っていました。2人のお子さんも難関である某国立大学を卒業し、教師となってご活躍。ご自身も仕事をしながら、朝4時半から全員のお弁当を作り、家事を済ませ、仕事に行き、帰りには、必ず近くに住むご両親宅によって、夕飯、お世話をし、帰宅する。帰宅後家事をしながら、介護の資格取得の勉強に励み、見事資格を取得されました。ご両親の話を熱心にされ、老人を車いすに乗せる、立ち上げる為には遠心力を使って起こさないと自分の腰を痛めるのだと語っていました。
一つ一つに真剣にむきあい、休むのではなく己も努力し、学び、生活を効率よく切り回す姿は努力の人そのものでした。忙しい思いをする方が、嫌なことも、何が嫌だったか忘れちゃうの・・と話していました。ストレスをストレスにしない工夫、体も頭も動かすことで、ポジティブな相乗効果を生んでいる。
人の心には十の世界があるといわれますが、己を鍛えることは、真剣に物事に立ち向かうわけですから、自然に六根清浄となり、良い世界が回り始めるわけです。
試験という期日が定められた目標を持てば、他を気にせず勉強に集中する。
ある料理研究家の方が、効率というテーマでこんなことを言っていました。私は自動洗濯機って使わないの・・昔からのタイマーが着いた洗濯機が好き。15分セットしてブザーが鳴るまで何が出来るか常に考えるの お芋を蒸かしたり、簡単な料理を15分で仕上げたり研究するの・・ブザーがなったらダッシュで止めに行く
忙しく生活する事が自分にとっては楽しい。。と仰っていました。
僧侶である私もそうでなくてはいけない。
一日一日を大切に、法務に励み、勉強しよう
お題目を多くの人に伝えよう
素敵な方に会えた時間でした。

NEXT

一覧へ