圓隆院の歴史

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今日は、圓隆院の歴史についてお話しをさせて頂こうと思います。
圓隆院は、寛文8年(1668)に創建されました。開山は、圓隆院日運上人。
開山以来、深川浄心寺の塔頭の1つとして、深川の地から離れたことはありません。
深川浄心寺と言えば、総本山身延山久遠寺の江戸出開帳が行われたお寺。江戸十大祖師にも数えられる名刹です。
圓隆院は開山以来、2世・3世と脈々と法灯が継承され、現住職は31世の法灯を継承させて頂いております。
江戸の大火・地震・関東大震災・東京大空襲の被害にあいながらも、お檀家さんやご信者さんのお力添えにより、お寺を復興してまいりました。
第28世宣明院日晰上人は、本山韮山本立寺・小室妙法寺に晋山され、更には深川宣明院でも住職をしておりました。また、多くの弟子を育成し、日蓮宗宗務総監に就任をされていたこともあります。
第30世悠明院日栄上人は、戦後の混乱期の中、東京大空襲で焼失した本堂・庫裏を再建され、お檀家さんをまわり過去帳を整理されました。当山中興のご住職であります。また、日蓮宗宗会議長等を歴任され、地域社会でも活躍をされました。
江戸から明治・大正・昭和・そして平成の時代へと、いつもお檀家さん・ご信者さんと共にある圓隆院です。
これからも皆さんと共にあるお寺であり続けたいと思います。

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