島のお寺

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圓隆院の所属する東京都東部管内は、台東区の一部、墨田区、江東区、中央区、葛飾区、江戸川区、そして東京島嶼が含まれます。
東京都島嶼部は、大島・利島・新島(式根島を含む)・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島・小笠原の各島で構成されています。この中で、大島・利島・新島・式根島・三宅島の各島に、日蓮宗の寺院があります。

利島の長久寺というお寺は、長年に亘り無住職のお寺で、このお寺の代務住職を当山で引き受けています。
利島は、とても小さな島ですが、山一面が椿に覆われており、椿油の生産量は日本一を誇ります。豊かな海と自然に恵まれた利島には、お寺が長久寺のみ。島民の皆さんは、熱心な信仰心をもって過ごされています。

先月には、宗祖ご降誕八百年の記念事業として、古くから利島村をお守りいただいている三十番神像新調の記念法要を執り行いました。
利島の守護神とも言える三十番神は、海や山の安全、利島村の産業発展、島民の安全と繁栄をお守りいただいている、とても大切な守護神を島民の皆さんのお力と篤い信仰心で新調をしました。

これからの季節。特に夏になりますと、伊豆七島や小笠原へお出かけになられる方も多くいらっしゃると思います。東京都島嶼部には、たくさんの自然があり、海の幸、山の幸、温泉など、見どころもたくさんあります。この夏、いろいろな島を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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