1月20日〜22日までの3日間、東京東部日蓮宗青年会では、毎年恒例の寒中修行が行われました。
初日は、浅草周辺を唱題行脚。2日目は、深川周辺。そして、最終日は伊豆大島にて初めて寒中修行が実施されました。
浅草は、江戸十大祖師のご寺院様をはじめ、名刹の多い地域です。浅草妙音寺様をお宿にお借りして、約1時間30分ほど行脚をいたしました。
深川は、日蓮宗寺院が密集した地域です。円隆院を宿にして、深川浄心寺様と塔頭寺院をお参りさせていただき、その後1時間ほど行脚。
どちらも、寒さの厳しい日でしたが、無事に寒中修行を終えることができました。
伊豆大島は、昨年の台風26号の被害が甚大であったことは、皆様もご存知のことと思います。
今回、東京東部日蓮宗青年会では、その伊豆大島で寒中修行を実施し、犠牲となられた方々への慰霊と被災地域の早期復興、そして行方不明の方々が1日も早くご家族のもとへ帰られるようにとご祈願をさせていただきました。
また、青年会から大島町へ義援金もお渡しさせていただきました。
伊豆大島には、日蓮宗の寺院が2ヵ寺ございます。寒中修行では、その1つ海中寺様に全面的なご協力をいただき、ご住職のご指導のもと唱題行脚を行いました。また、午後には瀧泉寺様へも参拝させていただき、台風直後のお話やその後のお話なども聞かせていただきました。
伊豆七島は、東京東部の管内でもあります。1日も早い復興を願い、今後も青年僧らしい活動を話し合っていきたいと思います。