法華寺について

ごあいさつ

明治の半ば、弘前本行寺日熙(28世)が末寺にて修行中の日胤(弘前満行院11世、黒石法嶺院18世)に当地の法華経布教を命じたのがはじまりである。

 当村は旧関所であり、そこで断罪された有縁無縁の霊の供養から布教活動を始めたという。明治34年8月1日、日胤並10数名の信者によって砂子山中腹に鬼子母神堂が建立され、妙法講信愛結社を設立した。大正末期日将(大鰐日精寺24世)が法灯を継ぎ、昭和6年旧8月18日、宗祖650遠忌に現在地に鬼子母神堂を移し本堂を建立し、碇ヶ関教会と改めた。20年、弟子の日顕が寄任し、31年5月5日主管者となり、40年3月10日に寺号を公称した。45年に庫裡を新築し、本堂内外を整備し、56年11月29日に宗祖700遠忌法要を盛大に行った。61年日顕子、日詮が法灯を継続し現在に至っている。

 本尊勧請様式は一塔両尊で、祖像は説法像である。そのほかの仏像には鬼子母神、七面大明神、清正公、大古久尊天、龍上観世音水子菩薩、日朝聖人像などがある。

 交通は、奥羽本線碇ヶ関駅より徒歩10分。東北自動車道、碇ヶ関インターより5分。

 又、日詮、平成元年に発願し、現住所より広い土地に再建を望み、檀家の協力もあり、2キロ離れ、約2000坪の現地取得の願い叶い、平成10年より整地にし、平成12年春より工事し、10月再建、完成した。同11月28日、祖師生誕750年の法要と共に落慶式も営む。三宝尊を始め、その他の仏像をも勧請することもでき、現在に至る。

住所

〒038-0101 青森県平川市碇ヶ関樋ヶ沢139-1

正式名称 妙立山 法華寺(みょうりゅうざん ほっけじ)
住所 〒038-0101 青森県平川市碇ヶ関樋ヶ沢139-1
電話番号 0172-45-2661