「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、彼岸が明けて朝晩は涼しさを通り越して寒く感じるこの頃でございます。秋のお彼岸中日の法要にご参拝下さった皆様、また4連休にお墓参りに来られた皆様大変ご苦労さまで御座いました。ご先祖さまは必ずやおよろこびになっていることと存じます。
今年はコロナウイルス感染に伴い、私たちの生活は一変してしまいました。お寺の行事もコロナ対策で規模を縮小せざるを得ない状況が続いております。檀信徒の皆様におかれましても、ご法事の予定やお参りの仕方などで頭を悩ませている方々もいらっしゃることと存じます。ですが、仏様にとってみればコロナウイルスは全く関係ないことです。今世の中ではソーシャルディスタンスということで、人と人との距離をとって行動しなければなりませんが、どうか仏様とは離れないようにしていただきたいです。今はお墓参りに来れない方も、ご法事に参列できない方もどうかその心を仏様にお届けするように今自分がいる場所から合掌して御題目をお唱え頂きたいと切に思います。
さて10月13日は当山で毎月のご供養と合わせて、お会式法要も執り行います。法要後には栗ご飯をご用意する予定ですのでどうぞお参りいただければと思います。合掌(副住職)
写真は8月下旬に撮影した蓮の花です。寒くなると夏の暑さが恋しくなるような気が致します。