法心寺について

ごあいさつ

 法心寺は、慶長6年(1601)肥後藩主(熊本県)加藤清正によって建立されました。
 当時、鶴崎は肥後の飛び地になっており、交通の重要なところでした。参勤交代の時など熊本城を出て、阿蘇を越え、鶴崎の港から出港し、瀬戸内海を経て海路、大阪・江戸へ向かったのです。
 清正公は、法華経の熱心な信者でした。自分の寝泊まりする、鶴崎の地に「南無妙法蓮華経」のお題目を唱える道場がなくてはということで京都本圀寺常林院日榮上人を招き、法心寺を建立されたのです。
 法心寺には清正着用のヨロイや遺品の数々が今でも残っています。また、本堂の前には大分市指定の「いちょう」があり、本堂建立の際清正公が持っていた杖を地面に突き差したものが、今の大木となったといわれています。
 清正が慶長16年に病死して以来、追善供養の法要が行われるようになり、今では二十三夜祭(7月23日)といい宗派を超えた鶴崎の夏の風物詩として親しまれています。
 どうぞお近くにお越しの際はお気軽にご参詣ください。
                                               四十三世住職 佐々木浩文

住所

〒870-0106 大分市鶴崎354番地

正式名称 雲鶴山 法心寺(ほうしんじ)
住所 〒870-0106 大分市鶴崎354番地
電話番号 097-522-1277
メールアドレス info@houshinji.com
公式サイト http://www.houshinji.com