4月12日(金) 午前11時より春の妙本講大祭(日蓮聖人報恩法要)を執り行いました。大祭に併せて大覚大僧正650遠忌報恩法要を行いました。
4月2日に開花を始めた、境内の桜も当日には丁度満開の中、多くの参拝者の方々と共に大祭を迎える事が出来ました。法要終了後には、東京都新宿区常円寺内 日蓮仏教研究所主任の都守基一上人からは「大覚大僧正の勲功」と題しての法話を賜りました。大覚大僧正のご生涯を貴重な資料を基にわかりやすくお話下さいました。
特に日像上人が大覚大僧正に宛てられたお手紙に中に「野山」の名前を見ることが出来、改めて関係の深さを伺う事が出来ました。また、三備地方で布教に尽力され52カ寺もの寺院が開創されている事も紹介されました。
岡山では有力な信者を得、飢饉で苦しむ京都の日像上人の元へ援助を送られています。そんな中でも、「新九郎田」のお話は有力者だけではなくあらゆる人々に布教されてい大覚大僧正の布教姿勢が偲ばれました。
この度の、大覚大僧正のお話を聞かせていただき、改めて先師の偉業に多くの事を学ばさせていただきました。都守上人には法務ご多忙の中、誠にありがとうございました。
法話終了後は手作りのお弁当を参拝者の皆様といただきました。お参り下さった檀信徒の皆様、準備から片付けまでお手伝い下さった皆様、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
なお当日、御開帳いしました大覚大僧正の御曼荼羅は、記念事業の一環として今月から修復に入ります。9月12日の秋の妙本講には仕上がる予定です。 合掌