日蓮宗では毎年11月1日から翌年2月10日までの100日間、千葉県中山法華経寺にて「大荒行堂」が開設されています。
荒行堂では130名を超える修行僧が100日間一歩も外に出ることなく、連日2~3時間の睡眠に朝夕2回のお粥の食事、そしてにひたすら読経と水行に励み、心身の修行に打ち込んでいます。
日蓮宗ではこの修行を終えた者にのみ「祈祷」の秘法が相伝されます。
そして、今朝、まだ夜明け前、多くの僧侶、檀信徒が見守る中、100日間結界の瑞門が開きました!
mns産経ニュースへ「700年続く伝統修行 市川・法華経寺 百日大荒行が成満 134人が達成」
私も修行僧として、この緊張の朝を2度経験しましたが、生涯忘れることの出来ない大きな感動で、まさに貴重な体験でした。
岡山からは3名、その他知り合いのお上人も数多く修行されていました。遙か岡山の地より、皆様の無事の成満を心よりお慶び申し上げます。