平家伝説と古くからの修行の滝
落差は約7m、上下が滝状になっており全体を含める落差は約15m程。
滝の左岩盤に摩崖仏が彫刻されている。
古来より滝行が行われている修行場。
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青葉の滝と青葉寺の由来
古人の申し伝えによれば、平安時代末期、源平合戦の一ノ谷の戦いの際、平敦盛所有の青葉の笛はこの滝近くにあった藪の竹を用いたという伝説がある。
鎌倉時代中期、諸国行脚された北条時頼によって「青葉の滝」と命名された。
地名「三本松」(現在は既に枯死しているが、樹齢約三、四百年の名木として天然記念物に指定されていた)も時を同じくして、北条時頼によって命名。
江戸時代後期、1800年代に不動明王摩崖仏が彫刻された。
大正6年(1917)開基 眞浄院日貞法師(山口貞妙)が草庵を結ぶ。
単身一千日修行、その間青葉の滝、不動明王の隣に日蓮聖人摩崖仏を彫刻。
大和郡山妙善寺二十六世日誓の弟子となり、大正8-9年(1919-1920)に本堂・庫裡を建立。
昭和17年(1942)第2世 厚德院日瑞上人(福田耀瑞)、日蓮宗青葉滝教会を設立。
昭和35年(1960)第3世 龍山院日精上人(山口行学)の代、妙験山青葉寺と交称。
昭和56年(1981)現在の本堂・庫裡を建立。
平成7年(1995) 第4世 龍玄院日晨上人(山口行啓)駐車場を整備。
令和5年(2023)2月19日
妙験山 青葉寺