妙法蓮華経の持久走 四周目

 とある小説家の法華経の意見に、
「たくさんのお経の王さまとあったので読んでみたが、普通のことしか書いてなかった」
また、
「弟子が喜び、お釈迦さまを褒め称えるだけだった」
と書かれていました。
 法華経の重要なところは、「すべての人々が佛となる可能性を持つ」ということと「お釈迦さまは永遠の命をもち、私たちを見ている」ということです。現代の人々にとって「佛となれる」「佛さまが見てる」と聞いても普通であり、法華経の中のお弟子さんたちのように大いに喜び、お釈迦さまを褒め称えることはできません。しかし本当に普通なのでしょうか。
 またある作家が、
「法華経はすべての人が佛となれるとあるが、すべての人がオリンピックに出て金メダルを取ることはできない」
と成佛をしたお釈迦さまは特別で金メダルを取るようなことで、普通の人が成佛するとは思えないというのです。しかし法華経では、成佛するということは特別ではなく、努力を重ねれば成佛できると何度も説かれます。
 さて妙法蓮華経の持久走も4周目になります。上記のお話をふまえ、今回は法華経に説かれるその場にいるつもりで考えていきたいと思います。法華経で説かれるお釈迦さまのさまざまな言葉を、その場にいて聞いたらどう思うかをテーマにします。
 おつきあい、よろしくお願いします

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