妙法蓮華経の持久走 小休止

 妙法蓮華経譬諭品第三の一節です。家が火事になりました。お父さんは無事逃げ出せたのですが、子供たちは遊びに夢中で家から出てきません。お父さんは「家の外におもちゃを用意したよ」といって子供たちを家から出すことに成功しました。

 私の横で子供たちが、ゲームやスマホを持って寝っ転がっています。宿題はないのでしょうか。「宿題はないの」と聞くと「ふーん」とか「大丈夫」とかいいます。けれど後で焦って宿題をしています。私から見たら子供は火事の中で遊んでいるように思うのですが、私はゲームやスマホから子供を離すことができません。お釈迦さまから見たら「おまえもダメです」と思われているのでしょう。

 遊びに夢中になっらず、自らを戒める必要があり、火事の家から人を導くような智慧が必要だと思うのです。

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