妙照寺について

ごあいさつ

ようこそ 岐阜 妙照寺へ

かつて戦国時代に織田信長が井ノ口から「岐阜」へと改名した町。
数々の戦を見守った岐阜町のシンボルでもある金華山の麓に「妙照寺」はあります。

妙照寺は、開創天文3年(1534)、京都・大本山妙顕寺第8世日広聖人の弟子である、五千院日舜聖人の開山です。
当初は厚見群今泉村(現在の岐阜市柳町辺り)に創建され、慶長5年(1600)、岐阜中納言織田秀信公(信長の孫)より現在地を寄進され移転しました。
此処は昔、岐阜城の武家屋敷の範囲にあり、竹中家(武将竹中半兵衛で有名)の屋敷があった場所で、寄進された際、既に空き屋敷であったと推察されています。境内奥の「三光稲荷社」は、竹中家が守護神として祀り信仰したと伝えられています。
昔から人々は妙照寺のことを親しみを込めて「さんこうさん」と呼び、「三光稲荷社」への参詣者も多く、当寺の山号はこの三光稲荷からとって「三光山」になったといわれています。

本堂・庫裡は岐阜市の重要文化財に指定されています。
平成22年より25年にかけて「平成大改修」が行われ、本堂・庫裡ともに建立当初の杮葺き屋根の雰囲気に近づける為、又耐震の面から、瓦から銅板に葺替えしました。

松尾芭蕉滞在の寺でも知られており、貞享5年(1688)約1ヶ月余り滞在しました。
 「やどりせむ あかざの杖に なる日まて」 の句は芭蕉到着時に挨拶で詠んだ句であり、境内に句碑があります。
芭蕉が滞在した庫裡の部屋は「芭蕉の間」と呼ばれ現存しています。今では芭蕉が直接触れた建物が少ないことから大変に貴重なものです。

芭蕉が心地よく滞在した岐阜の地、妙照寺に是非一度お越し下さい。

住所

〒500-8017 岐阜県岐阜市梶川町14

交通アクセス

●お車でお越しの方
東海北陸自動車道 岐阜各務ヶ原I.C.より約10km(岐阜市内方面へ)

●電車でお越しの方
・JR岐阜駅 又は 名鉄岐阜駅からバスで約15分
  (岐阜公園・長良橋経由のバスに乗車、「本町1丁目」で下車、東へ徒歩約150m)
・駅から妙照寺まではタクシーで約10分(1500円程度)

正式名称 三光山 妙照寺(さんこうさん みょうしょうじ)
住所 〒500-8017 岐阜県岐阜市梶川町14
電話番号 058-264-7793
Facebook https://www.facebook.com/myoshoji.basho.hanbei/
Instagram https://www.instagram.com/myosho.ji