4月8日は「花まつり」。お釈迦様のお誕生日です。当山には仏像(釈迦像)がありませんでした。昭和5年11月26日早朝、この函南が震源の北伊豆地震で建築したばかりの本堂が崩壊してしまいました。日蓮聖人像や、七面様等は傷もあるなかなんとか救い出しましたが、釈迦像など主要な像は残念ながら埋もれてしまいました。
91年経ち新本堂にお釈迦様を祀ることと計画しました。故田中章総代より頂戴しました特別寄付から釈迦如来座像と上行無辺行浄行安立行の四菩薩像をその4月8日に開眼する運びとなりました。御宝前の配置想定は池上本門寺本殿の様に配置する予定です。
午後4時より伊豆地域の読経の研鑽を志す若い僧侶の団体『師子吼会』会員当日13名の有志をいただき、開眼いたしました。
檀信徒20名の参列がありました。あまりアピールしなかったことは住職の反省です。
法要開始早々唱題にて除幕、晴れて皆様の前に姿を現しました。その後読経、開眼修法、檀信徒へ法楽修法をおこない、唱題にて拝観焼香をし無事終了しました。式後はゆっくりと御像を見学していただき堪能してもらいました。
霊光寺で10人を超える僧侶の読経・祈祷は通常ありませんので参列の方からは「感動しました」・「涙が出ました」など、有り難いお言葉をいただきました。
開眼した御像の写真はフォトギャラリー内に収まっていますのでご覧になってください。