木更津駅前のお寺
吉祥山 光明寺
【Kichijouzan Komyoji】
292-0067 千葉県木更津市中央1-3-5
木更津駅前のお寺です。
木更津駅西口を出て、港に向かうとすぐ右側に見えるお寺です。
木更津は日本武尊の伝承にも記される古い場所で、江戸時代には東京湾の海上輸送を取り扱う流通拠点でもありました。近年は東京湾アクアラインの金田IC近くに三井アウトレットパーク木更津などがオープンし、テレビなどにも数多く紹介されています。
建武2年(1335)4月の創立で、開山は大本山池上本門寺第三世大経阿闍梨日輪上人。
元々は天台宗田中堂といわれていましたが、日輪上人が法論の末、時の住持 智学坊を帰伏させ山寺号を改称し、内房の布教拠点としていました。池上本門寺末の中本寺として末寺を4ヶ寺有し(うち2寺は廃寺)、出開帳を度々受けていました。
境内には、本堂のほか客殿・七面堂・鐘楼・薬医門があります。
本堂前には樹齢が400年をこえると言われている大きな黒松があります。その姿が舞鶴のように見えることから、「舞鶴の松」と呼ばれております。木更津市の銘木百選の第一号にも指定されています。
また歌舞伎「与話情浮名横櫛」(よわなさけうきなのよこぐし)の主人公「与三郎」のお墓があります。与三郎のモデルになったという人物が、木更津の紺屋で修業をしていたということで、墓の脇には、歌舞伎の片岡仁左衛門と坂東玉三郎が立てた追善の塔婆もあります。かつては「与話情浮名横櫛」を演ずる際には必ず参詣に来ていたようです。俳人の小林一茶も文化8年に参詣したと『七番日記』に書かれています。
寺院名称 | 吉祥山 光明寺(こうみょうじ) |
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住所 | 292-0067 千葉県木更津市中央1-3-5 |
電話番号 | 0438-22-3603 |
お問い合わせ先 | komyoji @ outlook.jp(@前後のスペースを外して下さい) |