6年余り検討協議を重ね、昨年4月より檀信徒各位に寄付のご協力をお願いして参りました庫裡新築工事が、1月12日着工となりました。中央にある庫裡を解体するのは寂しさもありますが、これも仏祖のお導きと一層の精進をして参る覚悟でおります。新しい庫裡は本年12月末に完成する予定です。設計施工は日蓮宗総本山の身延山久遠寺の五重塔の木工事を担当した(株)金剛組にお願い致しました。新しい庫裡の特徴は伝統的な寺院建築とユニバーサルデザインを融合させた銅板葺き2階建てです。多目的玄関ホールを中心として入路にはスロープ、玄関ホール内にはトイレも設け、本堂下陣内へ下足のまま(車いすの方も)参拝できるようになります。庫裡完成後は、通夜葬儀の受付は玄関ホール内で行うことになります。基本的に1階は寺務運営スペース2階は寺族の居住スペースとしました。庫裡玄関が仲立ちとして諸堂がバリアフリーとなり、布教道場としては無論ですが、憩いの場や癒やしの場として活用されることを願っております。賛同者のご支援をお願い申し上げます。
写真は3/8の地鎮祭のものです。