3月21日から基礎工事が始まりました。建物が建つ周りに板を水平に取り付ける「遣り方」によって示されている建築範囲を、基準GLよりすべて75㎝掘り下げる「根切り」が行われました。4月3日に耐圧盤基礎コンクリートを打設しました。4月4日は外周の型枠が建て込まれました。4月5日~7日までは、基礎立ち上がり部分の配筋工事が行われました。基礎立ち上がりは150㎝以上ありますので、人の背丈ほどの鉄筋のジャングルが組み立てられました。併せて給排水などのスリーブ抜きも施工されました。4月9日からは内部の型枠の建て込み工事が行われ、4月16日に立上りコンクリートを打設しました。各種基礎工事が順序よく施工されて、5/9に庫裡正面の大階段の鉄筋が配筋されました。階段の配筋は「稲妻筋」と呼ばれる配筋です。5/10に階段の型枠が組まれて、5/11に階段とスロープのコンクリートが打設されました。そして5/15日に階段の型枠が外され、コンクリートを打設する基礎工事は終了です。諸堂のバリアフリーを達成するために、基礎高を庫裡の左右にある本堂と客殿の高さに合わせGL+1200程度にした為、基礎工事に約2ヶ月を要しました。