2018年 少年少女練成道場

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 7月30日(月)、7月31日(火)、今年も少年少女錬成道場「七面山登山」が開催されました。標高2000mにもなる険しい七面山でしたが、天候に恵まれ、安全第一に登詣し、懸命に登りながらも笑顔を絶やさない子供たちの姿を見ることができました。また、今年は雄大な富士山と素晴らしい御来光を拝むことができました。
七面山関係者の皆様をはじめ、道中ご支援下さった多くの方々に感謝し、それを励みに子供達も元気よく安全に登詣することができました。
 
 今年は小学校1年生から中学校3年生までの子供達、保護者、青年会会員総勢およそ60名による参加となりました。
 初日である30日の9時に登山口にある増田屋旅館さんに集合し、班決めや団結式を行いました。顔合わせでは、初めて合う仲間も多い中、緊張しながらも子供達一人ひとりが自己紹介を行い、敬慎院に向けて元気よく出発しました。
 今年は小学校1、2年生の参加者が多かったのですが、参加経験者の多い高学年の児童にも劣らず、元気いっぱいに笑顔で登っていました。すれ違う方々にも元気よく挨拶をし、また、道中多くの方々から飲み物や食べ物などのご支援を頂き、おいしそうに頬張る姿も印象的でした。厳しい道中、足が痛くなり、疲れがたまっていく中、班長をはじめ、お互いに励ましあいながら登る姿も多く見られました。特に高学年の児童は低学年の子供達を励ましながら登り、上級生としての成長した姿を見せてくれました。七面山の頂上に着いた際には子供たちは班のメンバーとも打ち解けあい、達成感に満ち溢れていました。
 敬慎院到着後は班ごとに入浴を済ませました。石鹸やシャンプーが使えない事に戸惑う子もいましたが、暖かいお湯につかり、汗を流し、疲れを癒していました。
 入浴後は七面大明神様の御開帳をして頂きました。とても荘厳な雰囲気の中、合掌をし、お題目を一生懸命唱え、一人ひとりお焼香をさせて頂きました。
 夕食の後には夕勤(法要)にも参加させて頂きました。大勢の僧侶の大きな声と早いお経に圧倒されながらも、真剣な面持ちで法要に参加をしていました。
 夕勤の後には茶話会を行いました。お菓子を頬張り子供たちが交流をし、青年会員が日蓮聖人の紙芝居を読みました。
 翌日、31日は朝4時半に起床し、ご来光を拝しに遥拝場に向かいました。本年は天候に恵まれていたため、雄大な富士山ときれいな雲海が見え、素晴らしい御来光を拝むことができました。御来光に向かい子供達も合唱をし、大きなお題目を唱えていました。また、きれいな富士山やご来光を背に元気よくラジオ体操を行いました。
 下山前にはお世話になった敬慎院で自分たちの使った廊下や部屋の清掃を行い、多くの子が自ら進んで掃除を行っていました。
 敬慎院の皆様のお見送りを受け、下山の道中も安全に、元気いっぱいに降りていきました。下山後には増田屋旅館さんにてお風呂やお食事を頂き、解散式となり、それぞれが家路に着きました。
 本年も安全に、無事に錬成道場を終えることができました。1泊2日という短い時間でしたが、参加してくれた子供達の成長を感じることができました。この七面山で学んだ、最後までやり通すことの大切さや、協力し、励まし、助け合う事の大切さを胸に、様々な事に取り組み、成長していってほしいと願っています。関係の皆様方のご助力、また道中見守ってくださっていた七面大明神さまのご加護があり、子供たちの成長に繋がった素晴らしい少年少女錬成道場となりました。
 
 

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