第2回「備前法華 ー大覚大僧正に学ぶー」研修会

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10月16日(金曜日)午後2時から妙林寺様を会場に「備前法華、大覚大僧正から学ぶ」と題した研修会が行われました。
この研修会は全3回を企画しており、2回目という事で前回に引き続き、日蓮宗僧侶としての自覚と心構えを得ようという趣旨で青年会主催で県内全寺院に呼びかけいたしました。
 
また講師も引き続き、常円寺日蓮仏教研究所主任の都守基一先生をお招きし、講義をしていただきました。
 
今回の内容は「備前法華の歴史」ということで、
「大覚大僧正の時代からその後の弟子たちの教線拡張の様子」や史料にみる備前法華とは深い縁を持つ「松田氏について」
「不受不施の論争」などについてお話頂きました。
 
特に不受不施に関する宗教政策の影響によって
寛永9年の寺院整理の際、日蓮宗寺院は397ヶ寺が整理されたとのこと。
現在は県内に164ヶ寺ありますが、現在の二倍以上のお寺があり、それが廃寺・合併・復興などをへて、
多くの人々の思い、努力によって今に至るのだと思いました。
また史料に目を通すと「こんなところに日蓮宗寺院があったのか」と驚くものばかりでありました。
 
次回の研修開催は来年2月となりますが、
改めてご案内をさせて頂く予定でございます。
 
当日御参加頂きました皆様お疲れ様でございました。
 

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