5月22日午後2時から妙林寺様を会場に「備前法華、大覚大僧正から学ぶ」と題した研修会が行われました。
この研修会は全3回を企画しており、地元岡山の法華信仰の礎を築いた大覚大僧正について学び、日蓮宗僧侶としての自覚と心構えを得ようという趣旨で青年会主催で県内全寺院に呼びかけました。
講師に、大学でも教鞭を執られている、常円寺日蓮仏教研究所主任の都守基一先生をお招きし、講義をしていただきました。
現在岡山・広島(昔の備前、備中、備後)にある法華のお寺の内、大覚大僧正が開基となっているお寺は、52ヶ寺もあるのです。新しく開いたお寺もあれば、他宗だったお寺を改宗させたものもあります。それを聞いただけでも、大覚大僧正の功績が素晴らしいものであったと分かります。
また、逸話ですが、田植えをしている農民にお題目を唱えながら田植えをするとはかどるよ、と教えられたそうです。そして、何よりも、当時、日蓮宗の本山の多い京都が飢饉に陥ってた頃、大覚大僧正は岡山の地から、お米やお金を送り、京都の本山を助けたそうです。
とても中身濃い研修会となりました。都守先生ありがとうございました。次回は、10月16日です。
会場寺院の妙林寺様ありがとうございました。
いよいよ来月は全日青結集です。会員の皆様がんばっていきましょう。