◆住所
山形県米沢市相生町7-109 【地図】
文永十一年、日蓮聖人が佐渡流罪赦免の後、鎌倉への帰途で越後の国高田、真言宗吉祥坊朝日寺の本尊・毘沙門天が聖人を招き入れたことを起源とする。毘沙門天の像までに泥足の跡で辿られたことから泥足毘沙門天と謂われ、大雄院日朝上人が日蓮宗に改宗。明應三年長尾為景公より禁制の保護を受けたのを始め、上杉謙信公の軍神として泥足毘沙門天が崇拝され、上杉家とともに移転。慶長六年上杉景勝公により本堂を寄進され、謙信公の御霊位を奉安した。上杉家の武家寺となる。文政七年、大正六年の大火により全焼。現在の本堂は、大正八年に再建された。