◆住所
鶴岡市鼠ヶ関奥田67-2 【地図】
明治三十八年、鼠ヶ関地内の孝海山に三十坪ほどの小宇を建立、佐渡相川の妙法講真浄結社より譲与の鬼子母尊神像を奉安する。明治四十年、三宝尊・日蓮聖人の御尊像を勧請し、結社となる。後年、中山法華経寺(千葉県・大本山)の許諾を得て、中山妙法講事務所となり、現在地の海抜三十六メートル・通称「金剛寺山」に移転した。
大岩門(現・大岩川集落)の廃社を譲り受けて本堂を起工、妙法教会と称し、鶴岡・蓮乗寺二十三世であった佐藤本順上人を迎え、昭和二十年に『金剛山・善住寺』に寺号公称。同三十九年の新潟地震により一部倒壊の被害を受けるが、三度の改修工事を経て完了し現在に至る。