◆住所
山形県最上郡真室川町新町786-1 【地図】
開山・河端啓成上人は、秋田県在住の小松妙倉の霊示応現の現象に触れ、新教田の開拓を決意する。昭和十四年、生地四国において天台宗光福寺以下五ヵ寺を本宗に転宗せしめ、特選住職を拝命。その光福寺を秋田県十文字町に移して鷲峰山妙倉寺として寺号公称するに至らしめる。これを拠点とし東北・北海道の各地に次々と布教所を開設、また正中山遠寿院荒行堂に入行し五行成満、参籠して後に副伝師を拝命する。
昭和十六年、請われて真室川町に日蓮宗布教所を開設する。終戦後、新寺建立を発願し、昭和二十五年『北中山・妙倉寺』(単立)として発足、昭和四十二年、日蓮宗に帰属し現在に至る。