4月15日、春の穏やかな晴天のもと「大覚大僧正第650遠忌岡山管区法要」が京都大本山妙顕寺にて盛大に厳修されました。
岡山管区各寺院から総勢880人(檀信徒800名、僧侶80名)が集結し、大導師には妙顕寺貫首猊下を迎え、脇導師を大野玄秀宗務所長、北山孝治宗会議員がつとめ、午前と午後の2回に分けて法要が営まれました。
大覚大僧正妙実上人は、公家の近衛家に縁故のある出自といわれ、17歳の時、日蓮聖人の孫弟子で、帝都弘通を託された日像上人の説法を聞いて、その弟子となられました。以後、日像上人の右腕となって、京都を中心に中国地方の備前・備中・備後地方(岡山・広島県)にまで至る地域の日蓮宗発展に大きな足跡をのこされました。
岡山に縁の深い大覚大僧正ご在世の往事に思いを馳せながら、参列寺院、檀信徒一同ご報恩のお題目をお唱えしました。
今回の法要を行うにあたり、大本山妙顕寺の貫首猊下をはじめ山務員の皆様には多大なるご支援をいただき心より感謝申し上げます。また、ご参加の教師、檀信徒の皆様本当にお疲れさまでした。