布施の大事

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山梨県連合布教師会のお言葉
7月は『布施の大事』を説いております

『執着は苦毒を生み
施しは功徳を生む』
と書かれております

お釈迦さまは、布施(物を施すこと)は執着心を離れることが大事として教えております。

日蓮聖人は、『盂蘭盆御書』にて
「盂蘭盆と申し候事は、仏の御弟子の中に目連尊者と申して、舎利弗にならびて智恵第一・神通第一と申して、須弥山に日月のならび、大王に左右の臣のごとくにをはせし人なり。此の人の父をば吉懺師子と申し、母をば青提女と申す。其の母の慳貪の科によて餓鬼道に堕ちて候しを、目連尊者のすくい給ふより事をこりて候」(定一七七〇-一頁)

慳貪の科(けんどんのとが)
慳(物惜しみをすること)と貪(貪欲なこと)をあらわす。
無愛想なこと。または、無情・無慈悲なこと。

執着(慳貪)の心で苦しみの毒を生み出していることに気が付き、施しの心で安らぎの功徳を得られる大事なことに気が付くように過ごしたいものです

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