日蓮宗新聞社からの聖語
今月の聖語は『必要とされる力』を説いております
菩薩とは、自己よりも他者を思い、社会をよりよくするために行動できる人間のことです。
東日本大震災のおり、多くのボランティアの方々が行動しました。それは、それぞれの心の中にある菩薩の一分が働いたからです。
被災地はいまもなお、あなたの菩薩の心を必要としています。
(今月の聖語解説)
人に必要とされ自らの心で物事に取り組む、出来るようでなかなか出来ないことではないでしょうか?
自分がしなくても、忙しいから誰かが代りにやってくれるだろう、と考えていてはより良い社会を目指す向上心や人のために他者を敬う優しい心での行動は難しいと思います
微力ながらも、今の自分にはこれ位しか出来ないがという考え方に変えることにより、菩薩の心で救われる人々がいるのです
日蓮大聖人は『下山御消息』で
いまや世は末法時代のはじめで、釈尊が予言されたように本化の上行菩薩らが出現して法華経を弘める時代にあたっている、と説き
弟子日永上人や父親の光基は菩薩の心で社会をよりよくするための行動をされました
本月の聖語の説明は日蓮宗ポータルサイト内にあります【今月の聖語】をクリックしていただくか、解説とあります下記のアドレスでご確認ください
http://www.nichiren.or.jp/words/