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【平成27年9月1日（火）～27日（日）】
戦後の電力再編成に辣腕を振るった男―松永安左ヱ門
昭和20年第二次大戦が終わり、民主化を柱とした国づくりが新たなスタートをきったとき、電気事業再編成審議会の会長として、電力再編成を担った松永安左ヱ門（まつなが・やすざえもん）。全国を9ブロックに分割し、発送配電一貫経営の民間会社を配置する自案を提案するも周囲の猛反対に遭いますが、強い信念と情熱をもって取り組み実現。安定した電力供給体制の基礎を築き、戦後の復興と経済発展をもたらしました。
生誕140年を期して開催する本展では、関連資料を通して「電力王」としての足跡をたどるとともに、晩年を過ごした小田原の邸宅・老欅荘（ろうきょそう）での日々を紹介します。また、杉山吉良（すぎやま・きら）氏が撮影した肖像写真を展観、人々を魅了してやまなかった松永の人物としての魅力と素顔の一端に迫ります。
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