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御塔生福寺について

ごあいさつ

「おとうのふたおやさん」

御塔生福寺です

 小田原板橋富士山の中腹にあった象鼻山妙福寺と現在地にあった浄水山蓮生寺が大正の初めに合寺して象鼻山御塔生福寺となった。
 象鼻山妙福寺は、日蓮聖人が文永六年(一二六九)、甲州遊化富士山埋経の後、箱根路を経て帰倉する際、湯本を過ぎ小田原に入る手前の富士山(小田原市板橋字富士山三六三番地)の象鼻に似た巨石の上に立ち、相模灘の彼方の房州を望み、御両親の菩提を弔われ、石の宝塔を建てられたと伝えらている場所に、五三年後の元亨二年(一三二二)四月、九老僧越中阿闍梨朗慶上人が象鼻山妙福寺を開山、中山法華経寺末となった。
 一方、浄水山蓮生寺は蓮生院日周上人が開山、下総国葛飾郡平賀村本土寺の末派となった。開創の年代は、『神奈川県皇国地誌残稿』によると永正二年(一五〇五)、『新編相模風土記』によると慶安二年(一六四九)と、二説ある。開山日周の没年も夫々慶長元年(一五九六)二月二九日と慶安元年(一六四八)二月二九日と異なり定かではない。境内は東西四間五分、南北六間、面積二七坪、明治八年(一八七五)二月三日の火災により焼失したが同年仮堂が再建された。
 箱根登山鉄道の開通により敷道が妙福寺境内地と重なった為、蓮生寺へ移転合併し現存の本堂を建立、象鼻山御塔生福寺の開山となった。

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住所

〒250-0034 神奈川県小田原市板橋771番地

交通アクセス

●お車でお越しの方

厚木IC(小田原厚木道路約30分約30km)→荻窪IC(約5分)→御塔生福寺
大磯IC(西湘バイパス約20分約20km)→小田原IC(国道1号線箱根方面約3km)→板橋見附交差点右折(板橋旧道約300m右折)
(ナビをご使用の場合は小田原市板橋770番地で検索下さい)

●電車でお越しの方
JR小田原駅から箱根登山線(約3分)→箱根板橋駅下車(徒歩約5分)→御塔生福寺
(JR小田原駅から寺まではタクシーで約8分約2km)

●バスでお越しの方
JR小田原駅(箱根方面行き約10分約4キロ)→箱根板橋駅(徒歩約5分)→御塔生福寺
 

正式名称 象鼻山 御塔生福寺(おとうしょうふくじ)
住所 〒250-0034 神奈川県小田原市板橋771番地
電話番号 0465-22-8035
メールアドレス otousyoufukuji@yahoo.co.jp