安立寺について

ごあいさつ

【以下の問題を解きなさい】

一人の人間が生まれる為に必要な祖先の数は何人か。
但し、この場合の祖先はホモ・サピエンスより上代に遡らないものとする。

生きている
生きている というコトの原点
まずは ソコを確認するところから
仏教は始まります

釈尊が説かれた法華経を教科書に
日蓮大聖人が示された生き方を参考書に
皆さんと一緒に学び
皆さんと一緒に生き抜く

そういうお寺でありたい
と 思っています

【御首題・御朱印巡りの心得】

「イワシの頭も信心から」という言葉があります。
“傍目(はため)からすればどんなにつまらなそうに見える物であっても、それを大切に想う人にとっては尊いものだ”という意味ですが、この言葉には更に奥深い意味が含まれています。
それは「尊さ」とは“始めから備わっているもの”ではなく、“尊いと想う人達の真摯な祈りによって創り上げられるもの”であるという事です。

日本には7万を超える寺院と8万を超える神社があると言われていますが、その多くの神社仏閣には素晴らしい御神体や御尊像が奉安されております。
しかしどんなに立派な神社仏閣であったとしても、そこに手を合わせる人がいなければ存在意義は失われてしまいます。
そう、今これを読んで下さっている皆様のおかげで、神社仏閣の尊さが保たれているのです。

このように、神社仏閣の歴史とはまさしく「真摯に手を合わせ頭を垂れ続けた人々の尊く美しい姿と想いの歴史」ですが、そこにはもう一つの歴史があります。神社仏閣を護り続けてきた人々の「努力の歴史」です。
歴代の住職と檀家が、歴代の神主と氏子が、共に物心両面にわたる力を尽くして初めて保護・維持する事ができます。建物の営繕修理から境内の清掃に至るまで、全てが善意の塊。
ですからもし皆様が境内で“美しい何か”に出逢えたとしたら、その美しさは努力の歴史の賜物なのだ、という事に想いを馳せていただければ幸いに存じます。

「どんな種類の御朱印がありますか?」 → (御朱印があるなら参拝しようという事かな…)
「じゃあ〇〇と〇〇を下さい or 全種類下さい」 → (完全にコレクター感覚だな…)
「書いてもらえるなら後でお参りします」 → (順番が逆なんだよな…)

「参詣の証」としての御首題・御朱印。神社仏閣をお預りする私達は、墨や朱に神仏の御威徳・参詣の歴史・努力の歴史・感謝の心などを磨り込めてお書きしております。
もし皆様が“単なるスタンプラリーのような心構え”で御首題・御朱印をお求めになるのであれば、それは

「あなた方の神仏の御威徳・参詣の歴史・努力の歴史などのセット商品を定価300円で売って下さい」

と言われている事になってしまいます。
先に申し上げた通り、神社仏閣を参拝しようという皆様の御厚志こそが神社仏閣を尊い場所にして下さっている根源であり、私達はできうる限りの礼を尽くしてお迎え致したく存じます。
どうか、皆様の崇高なる御厚志が本末転倒に陥る事なく益々輝きますように。
そしてどうか、皆様の御首題・御朱印巡りが人生に豊かさと潤いを与えてくれる素晴らしい旅路となりますように。

【御首題・御朱印のご案内】

◆当山の御首題及び御朱印は基本的に住職の手書きとなっておりますので、御希望の方は予め電話・メールにて御問い合わせ下さい。不在の場合には書き置きもしくは返送で対応させて戴いております。
◆1部あたり5~15分程度(大きさによって変わります)の御時間を戴いております。また御奉納は1部300円となっております。
◆特定の神仏の御朱印は原則として御開帳(予約制)を申し込まれた方限定となっておりますが、住職の判断によりお書きする場合もございます。御問い合わせ下さい。

住所

〒214-0031 神奈川県川崎市多摩区東生田一丁目27番1号

交通アクセス

●小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩7分
●小田急線・JR南武線登戸駅から徒歩12分
●東名高速道路東名川崎ICから車で12分
●第三京浜道路京浜川崎ICから車で20分

正式名称 法言山 安立寺(ほうごんざん あんりゅうじ)
住所 〒214-0031 神奈川県川崎市多摩区東生田一丁目27番1号
駐車場 15台
電話番号 044-932-4835
メールアドレス hogonzan.anryuji@gmail.com
Facebook https://www.facebook.com/anryuji