当山の毘沙門天にはかつて「江戸三大毘沙門天」の一角をなす由緒がありました。
毘沙門天の縁日は眷属の虎に因んで「寅の日」が多いのですが、うちに残った古い木札に「大斎三日〜」の記載があり、「他と違う由緒があるのはいいことではないか」と現在は毎月三日を縁日としてご開帳ご祈祷会を行なっています。
「手書きの木札」と「昔の紙札を折り込んだお守り」はご開帳のもとご祈祷を受けて頂いた方にお渡しをしており、その日から年の終わりまで毎日毘沙門堂で読み上げ祈願を続けます。願主の思いをお聞きし、日蓮宗大荒行堂直授の木剣祈祷を以て、毘沙門天ご開帳の開運神力をお伝えできるようお勤めしています。
お寺にお参りの折には、入って右にある北面の毘沙門堂へご参拝ご信行を賜りますようお願い申し上げます。