廣榮山 法雲寺

新年あけましておめでとうございます。
とは言え、ここのところのコロナウイルス感染の状況を鑑みますと、「おめでとうございます」と言葉に出すことも憚れる感がありますが、いずれにしましても、それぞれに歳神様から与えられた新年、一日一日を大切にしていきましょう。

コロナウイルスの感染拡大以降、日常の色々なことが変化しました。お寺に関していえば、葬儀においては「お通夜」は省略され、法事においても大勢で集まることを避けるために、ご家族数人にて行う方がほとんどとなりました。この流れは、コロナウイルスが収束した後も変わらないのではないかと思われます。

皆様の周りではいかがでしょうか？
当たり前に行われていたことが、当たり前ではなくなり、安定していたものが不安定になり、過去にない程のスピードでこれから先も世の中は変化していくと思われます。
しっかりとその変化に柔軟に対応できるように、そしてこれからの世の中がより良きものとなるように日々努力を惜しまず、歩んで行きたいものです。

一日も早くこの感染症が収束し、それぞれが穏やかな日常を取り戻されますことを切に願います。