このホームページ内のブログも、忙しさにかまけて、ずいぶんと更新をお休みしてしまいました。
実際に忙しいこともあるのですが、それ以上に、「このブログを読んでくださる方が、本当にいらっしゃるのだろうか」という自分本位な思い込みがあったことも事実です。
先日、とあるお檀家さんがお参りにいらっしゃった際、「最近、住職のブログが更新されませんが、お身体の具合でも悪いのでしょうか」と、温かいお言葉を掛けてくださいました。
その一言を伺い、私の怠け心がかえってご心配をお掛けしてしまったことを知り、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そして、深く反省した次第です。
読者が多いか少ないかは関係ありません。たとえお一人でも楽しみに待っていてくださる方がいらっしゃるのであれば、その方のためにも、これからは少しずつでもブログを更新していきたいと思います。
さて、八月は命の尊さをあらためて感じる月ではないでしょうか。
全国各地でお盆を迎え、終戦記念日や日航機墜落事故の日など、この時期には命について考える機会が数多くあります。
私たちの命は、多くの尊い命のつながりの中にあります。とりわけ、自分自身のご先祖様、そして父母や祖父母の存在なくして、今の私たちはありません。
幼い頃を思い返せば、手を引いてさまざまな場所へ連れて行ってもらったこと、病気になれば寝る間も惜しんで看病してくれたことなど、数え切れないほどの愛情と苦労に支えられて今日の自分があります。
そのことを思うと、今こうして生かされていることは決して当たり前ではなく、多くの方々の願いと慈しみの上にあることをあらためて感じます。
この八月、どうぞ故郷のお墓やご先祖様のお墓に手を合わせ、命の尊さ、そして命のつながりに思いを寄せていただければ幸いです。
私たちは多くの方々のご恩によって生かされています。そのご恩を知り、そのご恩に報いる生き方を大切にすることが、「知恩報恩」の教えです。手を合わせるひとときが、そのことに気づく尊い時間となれば幸いです。
