コロナ感染症もオミクロン株の感染爆発により、蔓延防止措置が発令されました。色々なことに気を使いながらの生活を強いられ、何とも生活のしづらい日々が続いております。
この感染症に気をつけながらの生活も、2年になろうとしておりますのでいささか辟易といたします。
私の寺では、毎月13日にお経を読む会を開催しています。毎月10名程の参加者がいらっしゃいましたが、コロナの影響を受け、今では半数の5名程の参加者となってしまいました。
原因は色々ですが、コロナの感染を避けようと家にこもりがちになってしまった方々が、この2年間の内にすっかり足腰が弱り全く外出できなくなってしまったり、精神的にストレスを感じ不安定になったり、コロナの影響が直接的な病気の面だけではなく、色々な面に影響を与えているなと感じます。
特に心配なのは、コロナ以前から心に不安を抱きながら生活をしている方々が、このコロナ禍により職を奪われたり、圧力を掛けられたり、知人と会えなくなったり、大きなストレスを感じながら生活をしているのではないかということです。
今月は「人に優しく、自分にも優しく、人に求め過ぎず、自分を追い込みすぎず」この言葉を心に留め、皆様と共に温かく穏やかな日々を過ごしたいと思います。 合掌