お釈迦様はすべてが移り変わるもので、一瞬として同じものはないと「諸行無常」を説かれました。悲しいことですが人生にも終わりがあるように、全ての物事が終わりに近づき歩みを進めています。
何事も有限であることを知ったとき、私たちは今日一日、またはその一瞬を大切に過ごして行くべきであると感じます。
コロナ禍が続き緊急事態宣言も延長され、世の中閉塞感や孤立感が漂っています。
大変な苦しみの中に、生活を強いられている方も多くいらっしゃることとでしょう。
日蓮聖人のお言葉に「冬は必ず春となる」というお言葉があります。これはどんなに苦しくとも耐え忍び、少しづつでも前進することによって、いつか必ず明るい未来が開けるであろうという意味が込められています。
もう少しの辛抱。この一瞬を大切に生きていきましょう。