先日、次女が千葉県鴨川市にある大本山清澄寺で行われた度牒交付式に出席してきました。清澄寺は日蓮聖人が出家得度されたお寺。そのお寺で日蓮宗の僧侶への第一歩を歩み始める誓いを立てる儀式です。
当日は日蓮宗宗務総長を導師に、清澄寺別当様にもご臨席賜り、厳粛なうちに儀式は執り行われました。儀式の途中、賞状をもらうため参加者は起立するのですが、正座にて足がしびれた娘がしっかりと立ち上がれるかどうか冷や冷やしました。
というのも私自身35年ほど前、小学校6年生の時にこの儀式に出席したのですが、私は立ち上がれることができず転んでしまったのです。そんな心配はよそに、娘はすくっと立ち上がり一安心。しかしながら、やはり私のように足がしびれて立ち上がれない方がチラホラ。なんとも初々しい姿に笑い声が上がるほどでした。
皆さん足がしびれたり緊張したりお疲れになったことと思いますが、良い経験をされたのではないでしょうか。自分に厳しく、人に優しいお坊さんになれるようにみんなで頑張りましょう!