3月9日、東京東部日蓮宗青年会では『東京大空襲犠牲者慰霊・世界平和祈念行脚』が行われ、副住職が参加をしてまいりました。
当日は、小雨が降っておりましたが、本所の法恩寺さまと両国の東京都慰霊堂を参拝し、東京大空襲で犠牲となられた方々へご回向を捧げ、世界の平和・人々の心の安穏をご祈念いたしました。
東京東部日蓮宗青年会では、毎年この行脚を実施しております。本年は、戦後70年という節目の年でもあるので、例年以上に会員が心を1つにして行脚を実施いたしました。
特に、圓隆院のある深川地区は、東京大空襲の折に第一弾が投下された町でもあります。その後、城東地区、墨田区の本所、台東区へと焼夷弾が投下されていきました。戦後70年。町の風景は変われども、過去の歴史が変わることはありません。今後も、こうした活動を実施し、戦災も震災も大規模災害も風化させることなく、慰霊や復興支援活動を続けていきたいと思います。