台徳寺について

ごあいさつ

 当山の前身は、佐々木堯台上人が青森市蓮華寺第26世角田堯現上人の弟子となり、昭和12年より同16年まで、池上本門寺(東京都大田区)に随身して池上学林に学び、同24年に青森市合浦の自宅に「和讃顕久会」の事務所を置いたことに始まる。

 同じく池上で習った雅楽を池上同行の友人に推薦されて、日蓮宗青森県雅楽会の初代雅楽部長となり、青森県下開宗会を音楽大法要で行うようになった。

 また、池上卒業と交替で大崎立正大学に入った秋田堯順師(八戸市妙現寺第3世)から、「和袈裟(わげさ)」の事を恩師に尋ねるよう依頼を受け、「たたみ袈裟」の由来を手紙に残した。近年、日蓮宗僧侶が日常、「折五條(おりごじょう)」を着しているが、この頃からである。

 昭和49年春、自宅を建て替えて道場を造ったが、秋に遷化された。その後「日蓮宗浄心結社」と名のり、暫くして「台徳寺」と改め、現在地に移った。

 日本仏像彫刻会の第一人者であった松久朋琳、宗琳の弟子で渡辺勢山大仏師に依頼した本師釈迦如仏、守護の鬼子母神等を祭っている。

 夏休み等には、「山の寺子屋」と称し、子どもたちや一般の方々と故郷の津軽凧絵を勉強している。

住所

〒030-0132 青森県青森市大字横内字鏡山14-19

交通アクセス

【交通】
青森駅よりJRバス・市営バスの「ヴィラシティ雲谷」行、または「公立大学」行に乗車し、「台徳寺前」で下車。

正式名称 八甲田山 台徳寺(はっこうださん だいとくじ)
住所 〒030-0132 青森県青森市大字横内字鏡山14-19
電話番号 017-741-4061