青森県日蓮宗寺院
Reikouzan Myoukeiji
弘前市出身の坂本妙慶法尼は師匠の秋田県横手市十文字町の妙倉寺開山である小松妙倉師の教化により、法華経を弘めるべく信仰道場を昭和10年に開設した。信者も多く、活気溢れる日が続くが昭和14年、小松妙倉師の死去により秋田の妙倉寺に務める為に道場を離れ、すべてを篤信家であった木村清吉氏親子に任せることになる。その後、信者も減り建物も荒廃したが木村氏親子の変わらぬ信仰によって維持されていた。
昭和20年終戦を迎え時代と共に復興の気運を導くや坂本法尼、法兄である小松妙華師と加藤錬明師らの呼び掛けにより道場の再建復興を図り昭和23年、寺号を新たに「妙慶寺」と公称、第1世住職として坂本法尼が就任した。
昭和57年、坂本法尼が逝去されるや道場開設当初より信仰に励んだ木村清吉氏の姪であり、小松妙華師の法弟である木村妙貞法尼(現住職)が法灯を継承し、境内も整備され寺観を一新した。
リンゴ畑の中にある小さなお寺ではあるが、雄大な岩木山がくっきり見えるお寺です。
本尊は釈迦牟尼仏、勧請神として鬼子母神、妙徳稲荷大明神、大黒尊天神。守護神として棺森山稲荷、延命地蔵尊、長慶天皇御神霊など多くの善神を祭る。
特別な寺宝はないが、境内にある銀杏の木は角田浜妙光寺より移植したものである。
年間行事
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〒036-8264 青森県弘前市大字悪戸字中野104
正式名称 | 霊光山 妙慶寺(みょうけいじ) |
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住所 | 〒036-8264 青森県弘前市大字悪戸字中野104 |
電話番号 | 0172-34-3643 |